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 国交省は、第2回目のアンケート内容の案を関東小委員会に提案しました。その内容は以下の通りです。
赤字の項目が、当初の案から削除されたところです。
質問2をご覧ください。
 ①1案は全区間4車線で建設
 ②2案は旧清里有料道路を利用(①、②どちらも同じ効果が期待される)
とあり、「どちらでもよい」 「どちらの案も不適切」というのが、アンケートの選択肢から削除されています。
これでは、「建設ありき」のアンケートですよ。
アンケートの詳細は 
http://www.ktr.mlit.go.jp/road/shihon/index00000015.html
「参考資料」→2回目アンケート案をみてください。

■----第2回アンケート案----■ (赤字が削除の箇所)
1.対策案について
質問1(該当するものに○をつけて下さい)複数回答可
 ①地域の産業の活性化
 ②地域医療への支援
 ③観光産業の活性化
 ④日常生活の利便性向上
 ⑤地域の安全性向上
 ⑥分からない
 ⑦⑥効果を期待していない
 ⑧その他( )
質問2(該当するものに○をつけて下さい)
 ①:1案 ②:2案 ③:どちらでもよい
 ④どちらも不適切
 ③その他(        )

質問3(該当するものに○をつけて下さい)複数回答可
 ①走行性 ②経済性 ③整備期間 ④自然環境への影響
 ⑤その他( )
質問1-4(該当するものに○をつけて下さい)複数回答可
 ①高速道路出入口周辺の混雑 ②高速道路整備による地域の分断
 ③事業費の低コスト化 ④整備による環境・景観への影響
 ⑤地場産業や地域観光への影響
 ⑥気になることはない
 ⑦分からない
 ⑧その他( )


2.その他
   中部横断自動車道についてご意見(自由回答)

------------ここまで

 これでは、高速道路を建設するのが決まっており、どのルートにするのが妥当かというアンケートです。
まったくふざけた内容です。
第1回アンケートの結果では、北杜市の住民は、八ヶ岳の景観・環境への影響を懸念している方々が大半を占めています。第2回アンケートに第1回の結果が何ら反映されていません。
このアンケートは一体なんだったのか? 

 国交省の担当者の器量、人間性を疑います。世の中の常識を知らなさ過ぎる。この様な方々に高速道路建設という重要な課題を任せられません。税金の無駄です。
 
 そもそもアンケートによる方法だけでこのような重要な問題を進めていくという話自体がおかしい。第1回アンケートの回収数は、沿線9市町村に約8万部配布して、たったの4,225件、何と5%の回答です。この回答結果が住民の総意として道路建設の判断がされるのは、誰が見てもおかしい。残りの95%は、どうして回答しなかったのか分からないが、この問題に関心がないと思わざるを得ない。ということは、国交省が掲げている4つの課題は、大きな問題ではないと言う事ですね。
 
 小委員会でも何人かの委員が述べられていますが、住民ともっとコミュニケーションを取って、色々な方々の意見を聴いて、今後の進め方を考えないと禍根を残すと言っています。まさにその通りで、今までの計画は白紙にして、住民との密なコミュニケーションにより地域の本質的な課題は何か、どうすれば良いか、道路建設以外に方法は無いか、進め方を抜本的に再考すべきです。

 大体が、今時こんなローカルな高速道路の建設をどうするかを考えるよりも、東日本大震災の復興に全てのエネルギーを使って邁進するのが国交省の今の役割ではないか。これが日本の信頼を取り戻し、復活させることになるということは、誰でも思っていることである。
 さらには、高速道路の新建設に力を注ぐのではなく、高速道路の借金を以下に早く返済するか、高コストとなっている道路公団を以下に早く廃止に持って行くか(道路公団は、高速道路の事業が駆動に乗れば無くすというのがそもそもの設立時の了解事項のようであるが)、国策レベルのことを考えてほしいものだ。これが国家公務員の大きなミッションではないだろうか。 (T)
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