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先に、「自然や景観は、国民共有の資産」と捉えて、
豊かな自然と美しい景観の南麓に、これを破壊する、
高速道路の建設は不要であり、その主張は地域エゴではない。
との考えを記しました。

南麓が建設不要としては、
「国益となる中部横断が成り立たない」
これは、地域エゴではないか…という意見について、
今回は、考えてみました。

果たして、
新潟から静岡まで・佐久から清水まで横断(貫通)する、
高速道は、本当に国益でしょうか?

横断する国益(必要性)について、
今回のアンケートには一切説明されていません。

中部横断道の「横断(貫通)」の本質は、
過去の全国総合開発計画で提唱された「全国一日交通圏」構想、
列島縦貫提唱の1957年縦貫法、
そして、それに「横断」の構想を加えた「国幹道法」(66年)と続く、
高速自動車道優先の国土計画の中で、
単に、地方都市間の至近アクセスを目指しての計画であり、
その「成果」「国の利益」たるものが、何であるのか。
特に、現時点、そして将来の沿線地域住民への「利益」は、
何であるのかが、策定されているとは思えません。

今回のアンケートでも、住民に説明は一切ありません。
国民、住民不在(ないがしろ)の、土建国家の、
過去の亡霊の産物ではないのか…と疑うべきです。
 
また、今回のアンケートで国交省が挙げた地域目標の90%以上は、
佐久⇔野辺山のいわば「南佐久自動車道」としての建設で、
クリアすると思います。
 
・救急医療・生活買い物・代替道路は100%クリア
・観光も軽井沢からはOK…
・物流も上信越道へはOK…(レタスは中央道ルートだけか?)
・さらに141号を改修すれば、レタス搬送を含めて、OK
もし、国交省の考える目標を、南佐久住民の方々も恩恵だと考えるなら、
「南佐久自動車道」建設で充分ではないでしょうか。

この地域目標は、南佐久と南麓とを一緒にくくった、
横断工事のための「工区」に、
無理やりに同じ目標をはめ込んだもの、
…と思えてなりません。

旧有料道路を高速道として使うとすれば、60km走行です。
野辺山⇔長坂間の走行時間は、
現在とあまり変わらないでしょう。(5分~10分?)
そして、
それで、国民みんなが永遠に失う南麓の自然と景観の価値は、
便益と比較にならない程大きいと考えます。

ですから、南麓に高速道は不要と主張することは、
決して地域エゴではありません。
過去の近視眼的国土計画から脱して、
真に将来の国益とは何かを考えるべきだと思います。
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