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国交省による中部横断自動車道の計画段階評価の説明会が2月16日で終わりました。
高速賛成派は、27年前に高速道建設を請願に行った人たちや推進議員が声をかけて、
組織的に説明会に参加している様子で、「高速ができれば人が来る」といった
一時代前の意見に終始していました。

一方、高速に反対や疑問も持つ人は、今の社会情勢や北杜市の将来を考え、
地域活性化に必要なものは何かという、真摯な意見でした。
・今の社会情勢を考えると、高速は不要である。
・地域にとって、もっとも有益なのは、国道141号の改善である。
   須玉から長野県境までを行ってほしい。長野県での高速建設に反対はしていない。
・北杜市にとっての財産は、景観と自然。
   八ヶ岳南麓の美しさは、日本の財産である。 
・この美しさがあるから、人々が集まり、既に、地域経済にもプラスになっている。
・なぜ長坂から分岐するのか。 
   勾配の問題からというが、新ルート案を須玉からにすれば勾配の問題は解決できる。
・国道141を高規格化して、高速と兼ね合いをもたせるのはどうか
・今後は、構想段階からの住民参加型でこの計画をやり直してほしい。
国道141号の改善が多いというのが、ほとんどの住民の意見だと思います。

また、北杜市は、移住者が多く、人口がほとんど減っていない希有な地域です。
移住者や別荘者は、ここの景観や自然、きれいな空気に惹かれて引っ越して来ています。
しかし、そこには新住民と地元の人との間に考え方の差がありますが、
この高速道の建設問題をきっかけに、両者の溝を縮めていくような予感がします。

甲斐の国、山梨県。江戸時代甲斐の国は、徳川幕府直轄の領地という全国でも特異な所でした。
自分たちの意見を徳川幕府に言うことなんてもっての他。
上から言われたことをやる。もし何か反対があれば、せめて条件闘争にもっていくと
いう気質が今も受け継がれているのではないかと、いつも話題になります。

北杜市は、山梨の北端。特にお上(行政)から言われたことに異を唱えることは
しないという気風が強い所です。
そんな中で、意気盛んな新住民が、国に対して反対の声をあげたのですから、
地元の人にとっては、驚きの行動であり、かなりの刺激になっているのではないでしょうか。

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昨日から始まった中部横断自動車道の北杜市区間の説明の様子です。
最初から、なぜ高速が必要なのかという議論が多くでたようです。
今日31日は、大泉総合会館で、19:30から説明会があります。

以下は、NHKの記事です。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044715091.html?t=1359595024547
横断道説明会で疑問の声

 中部横断自動車道の北杜市と長野県を結ぶ区間の計画の説明会が30日から始
まりましたが、参加者からは計画を疑問視する意見が相次ぎました。
 中部横断自動車道は静岡、山梨、長野を結ぶ全長132キロの高速道路で、こ
のうち長野県の佐久穂町と北杜市を結ぶ34キロの区間は、ルート案の検討が進
められています。
 30日夜、計画の説明会が北杜市長坂町で始まり、国土交通省の担当者が環境
などに配慮して、清里高原の南側を通る2つのルート案があり、主要な道路への
接続や整備費用に差があることなどを説明しました。
 参加者からは「費用対効果がわからないので数字で示して欲しい」とか、「国
の借金が膨らむ中、大金を使って作るのはなぜか」といった計画を疑問視する意
見が相次いででました。
 これに対し担当者は「首都圏直下型地震など大規模な災害が起きた際に被災地
の支援などに役立つ」とした一方、費用対効果については「ルートも決まってい
ないので計算していない」などと答え、ルート案についてはほとんど議論が行わ
れませんでした。
 説明会は北杜市内では計9回行われ、寄せられた意見は専門家で作る会合に報
告されます。
  01月31日 09時53分


「・・・ 国交省による住民アンケートでも50パーセント以上の北杜市民が、
国道141号の拡充整備を求めているにも関わらず、八ケ岳南麓を東西に横断するルートを
設定してきました。多くの北杜市民がこれまでの南麓ルート計画に反対してきましたが、
そのルートとほんのわずか離れた地域を狙い撃ちしてきたのが、今回の新ルートです。
同じ南麓ルートであることには、なんの変わりもなく、国交省による八ケ岳の破壊の構想は同じです。
南麓で生活をする私達は、この暴挙を許すことはできません。八ケ岳の自然環境を守り、
騒音や排気ガスにまみれた地にしないために、反対の声を上げたいと思います。
 また、住民が参加できる民主的な手続きによる意思決定を前提にして、
地域の活力をより大きくするため、国道141号の改良を強く求めます。
 皆さんのご協力と反対運動への参加を強く呼びかけます。(設立趣意書から)」
130112沿道住民の会
1月12日、「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会の設立総会」が開かれました。
会場にあふれんばかりの約250名が来場。また市議4名も参加。

・今回発表された新ルートも、美しい八ヶ岳を破壊するものである。
・国道141号の改良案を要望していく。
・高速道路建設は、生活に直結した問題。自分たちの地域は自分たちで守っていかなければならない。
・今まで、各団体でできることをやりながら、進めてきた。今後も協力連携していこう。
・この問題をこの地域に留めず、全国レベルにしていこう
など、高速反対で共通した一体感のある力強い総会でした。

また、総会では、太田国土交通大臣に要望書を、数団体の連名で出すことが決まりました。

総会のあと、数十人が同じ日に行われた国交省のワーキンググループの視察についての記者発表がある
大泉支所に移動し、国交省の人が戻ってくるのを待ち、「高速反対!」「住民の声を無視するな」と、
国交省に反対の声を届けました。 

その様子が、今朝の山梨日々新聞にでています。
山日新聞130113
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